PTSD トピックス

  • 学会員 メンバーシップ応募
  • お問い合わせ

ARCHIVE

シンポジウム・イベント情報

大会情報

 

第16回日本トラウマティック・ストレス学会学術集会の御礼

平成29年6月

第16回日本トラウマティック・ストレス学会

大会長 小西 聖子

 湾岸の明るい青空の下、2017年6月10日11日、武蔵野大学有明キャンパスにて第16回JSTSS大会「災害と犯罪被害の早期支援の展開」を行うことが出来ました。

前日のプレコングレスには130名の皆様にお申込みをいただき、学会の二日間では500名の参加を得られました。ご参加、ご協力いただいたすべての皆様方に改めて厚く御礼申し上げます。

 第一日目招待講演では、ニューヨークからキャサリン・シア先生においでいただき、災害後の長期支援の中で課題となっている複雑性悲嘆の概念と研究についてお話しいただきました。また早期支援の在り方にかかわる講演としては、大会長講演では法制度や政策が変化しようとしている性暴力被害者支援についてお話しし、特別講演とシンポジウムでは外部からの支援とそれを受け止める被災地の災害時支援の問題を扱っていただきました。

いずれも、早期支援への新しい視点を提供できたのではないかと思います。

 第二日目には4会場でシンポジウムを行いましたが、どの会場も盛況で、本学会員の皆様の熱意が感じられました。特に新たな企画として行った「トラウマ治療の中で予想外に出現した解離症状をどのように乗りこなすか」の二時間は、立ち見が出るほどでした。それでも報告者として参加した方からは「時間が足りなかった」との声も聞かれました。

 10年前に続いて、二度目の大会長をやって、思い出したことがあります。それは、自分が聞きたいと思うシンポジウムを企画していただくと、実際には大会長をやると忙しくてなかなか落ち着いて聞くことが出来ず、欲求不満になるということです。前の時にもたくさんそういうシンポジウムがあったなあと思い出しつつ、今大会もまた同じ思いで終わることになりました。いくつかの研究や講演の内容は学会誌にて、今回参加できなかった会員の皆さまにもお伝えすることが出来るかと思います。

 来年は別府で、わくわくする企画だけでなく、おいしい料理と温泉も楽しみつつ、また皆様とお会いできることを楽しみにしております。