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第12回日本トラウマティック・ストレス学会学術集会の御礼

平成25年6月
第12回日本トラウマティック・ストレス学会
大会長 奥山 眞紀子

 平成25年5月11−12日、帝京平成大学におきまして第12回日本トラウマティック・ストレス学会を「次世代のレジリエンシーを育む~絆への信頼~」をテーマに開催させていただきました。おかげさまで536名のご参加を頂き、盛会な学術集会となりました。ありがとうございました。

初日は、残念ながら学術集会当日にご参加いただけなくなってしまったParamjit Joshi 教授に事前来日していただいて収録したビデオを上映し、メディアと協働についてお話しいただきました。また、招待講演として長年呼吸生理の研究をされてきた昭和大学医学部名誉教授の本間生夫先生に「呼吸と情動」についてお話しいただきました。いずれも大変好評を頂きました。パネルディスカッションではテーマに即して、アタッチメントとトラウマに関して乳幼児期から成人に至るまで4人のパネリストで議論し、新たな発見もありました。特別講演のPaul Messerschmitt先生のフランス性虐待司法鑑定についてのお話しも、フランスでの状況に関する知識を得ただけではなく、先生のお人柄が伝わる講演でした。並行して行われた薬物に関するセッションも学会での活動報告として意義ある物となりました。また、ポスターも30題のご発表があり、年々レベルが向上していることがあきらかでした。

2日目は恒例のシンポジウムが16セッション行われました。新しい分野として、メディアの役割、トラウマの生物学的研究、加害行為の背景としての被害体験などのセッションが持たれました。いずれも活発な議論がなされ、トラウマ研究や臨床の更なる飛躍が予感されました。

本大会は多くの関係者のご尽力によって実現いたしました。多大なご助言を頂いた学会執行部の先生方、プログラム委員の先生方、プレコングレスで御講義頂いた理事の先生方、講師をご紹介いただいた先生方、共催セミナー・広告・出店などにご協力いただいた企業の皆様、運営を担っていただいた株式会社アイディを始め、お手伝いいただいた全ての方に深謝いたします。特に副会長の中谷三保子先生には会場としてお借りした帝京平成大学とのご連絡なども含め、大変お世話になりました。多くの皆様のご努力で支えられた会でしたが、至らぬ点もあったかと存じます。その点に関してお詫びすると同時に、会の発展につなげていけることを期待しております。

来年は東日本大震災および原発災害で大きな被害を受けた福島での大会となります。是非多くの皆さんにご参加いただき、ともに感じ、考え、行動に繋げていければと思います。

ありがとうございました。