公開日 2007年03月09日
日時
2007年3月9日(金)
プログラム
■受付 9:45~
■開会 挨拶 10:30~10:40
■オープニングディスカッション 10:45~11:45
シンポジスト:
飛鳥井 望(東京都総合精神医学研究所)
奥山 眞紀子(国立成育医療センターこころの診療部)
小西 聖子(武蔵野大学)
タイトル:「トラウマ研究はどこに向かっているか」
■昼食・理事会 11:45~12:50
■基調講演 13:00~14:00
司会:前田 正治(久留米大学医学部精神神経科学教室)
タイトル:「PTSDと脳科学‐現状と展望‐」
加藤 進昌(東京大学大学院医学系研究科精神医学部門)
■教育講演 14:20~15:10
司会:大山 みち子(武蔵野大学)
タイトル:「宗教学からみたグリーフ」
田中 教照(武蔵野大学)
■招待講演 15:30~17:00
司会:小西 聖子
タイトル:「PTSDの症状、診断、及びエビデンスに基づいた治療:その現状と未来への一歩」
エドナ・フォア(米国ペンシルバニア大学)
■ポスターセッション 17:00~18:00
■懇親会 18:00~20:00
★3月10日(土) A会場 9:00~17:00
シンポジウムA-1 (09:00~10:30)
「子どもの性被害 ~新しい課題~」
座 長
奥山 眞紀子 (国立成育医療センター こころの診療部)
藤林 武史 (福岡市こども総合相談センター)
A-1-1
「男児への性的虐待の臨床的検討」 杉山 登志郎 (あいち小児保健医療総合センター)
A-1-2
「施設内性被害への対応」 海野 千畝子 (あいち小児保健医療総合センター)
A-1-3
「性的被害を受けた女児の加害児との和解のプロセスの一経験」 都丸 文子 (国立成育医療センター こころの診療部・都立梅ヶ丘病院)
A-1-4
「性虐待を受けた子どもの聞き取り面接のあり方に関する実践的検討:米国の司法面接をモデルとして」 西澤 哲 (大阪大学大学院人間科学研究科)
シンポジウムA-2 (10:45~12:15)
「事故・事件後の長期的な支援」
座 長
藤田 悟郎 (科学警察研究所)
廣常 秀人 (国立病院機構大阪医療センター)
A-2-1
「えひめ丸事故被災者への中・長期的な支援について」 竹之内 直人 (愛媛県宇和島保健所)
A-2-2
「ガルーダ航空機事故の長期的影響:10年後の質問紙および面接調査を通して」 大江 美佐里 (久留米大学医学部精神神経科)
A-2-3
「交通事故体験の長期的な影響」 藤田 悟郎 (科学警察研究所)
シンポジウムA-3 (13:45~15:15)
「犯罪被害者の精神的回復に対する精神医療、司法分野の取組」
座 長
小西 聖子 (武蔵野大学)
中島 聡美 (国立精神・神経センター 精神保健研究所)
A-3-1
「犯罪被害者の精神的健康の回復支援における精神保健福祉センターの現状と課題1」 山下 俊幸 (京都こころの健康増進センター)
A-3-2
「犯罪被害者の精神的健康の回復支援における精神保健福祉センターの現状と課題 2-犯罪被害者等の相談・治療に影響を与える要因の分析-」 中島 聡美 (国立精神・神経センター 精神保健研究所)
A-3-3
「精神科医療機関における犯罪被害者の診療の実態-全国アンケート調査から-」 橋爪 きょう子 (筑波大学大学院人間総合科学研究科)
A-3-4
「司法領域における犯罪被害者の心理的支援の現状 ―弁護士調査より―」 有園 博子 (兵庫県こころのケアセンター)
シンポジウムA-4 (15:30~17:00)
「死別体験におけるトラウマをめぐって:現状と課題」
座 長
白井 明美 (国立精神・神経センター 精神保健研究所)
松井 豊 (筑波大学人間総合科学研究科)
A-4-1
「遺族への死亡告知」 柳田 多美 (新潟大学教育人間科学部)
A-4-2
「小児医療における死別の悲嘆への援助」 瀬藤 乃理子 (神戸大学医学部附属病院小児科・神戸大学大学院医学系研究科)
A-4-3
「新しい悲嘆理論の構築:乳幼児との死別体験後の調査を元にして」 富田 拓郎 (国立精神・神経センター 精神保健研究所)
A-4-4
「自死遺族の悲嘆過程とコミュニティ」 川野 健治 (国立精神・神経センター 精神保健研究所)
★3月10日(土) B会場 9:00~17:00
シンポジウム B-1 (09:00~10:30)
「救援者のための包括的なメンタルヘルス対策」
座 長
重村 淳 (防衛医科大学校 精神科学講座)
大澤 智子 (兵庫県こころのケアセンター)
B-1-1
「ゴラン高原PKO派遣隊員のメンタルヘルス -緊迫したレバノン紛争の影響-」 清水 邦夫 (防衛医科大学校 防衛医学研究センター 行動科学部門)
B-1-2
「米国救援組織における惨事ストレスへの取組みとピア・サポートの現状」 蒲田 福司 (海上保安庁総務部秘書課健康安全係)
B-1-3
「アメリカ陸軍兵における平和維持活動の影響:既婚者と独身者との差」 重村 淳 (防衛医科大学校 精神科学講座)
B-1-4
「消防職員における惨事ストレスの耐性要因について」 大澤 智子 (兵庫県こころのケアセンター)
シンポジウムB-2 (10:45~12:15)
「外傷的出来事に職業的に関わる人々のストレスケア」
座 長
松井 豊 (筑波大学人間総合科学研究科)
福岡 欣治 (静岡文化芸術大学文化政策学部)
B-2-1
「東京消防庁におけるグループミーティングの惨事ストレスに及ぼす効果の測定」 加藤 友啓 (東京消防庁消防技術安全所活動安全課)
B-2-2
「消防職員の惨事ストレスに及ぼす会話の効果」 畑中 美穂 (筑波大学心理学研究科)
B-2-3
「ジャーナリストの惨事ストレス(5)Dart Center 調査からみた海外でのストレス対策の動向」 福岡 欣治 (静岡文化芸術大学文化政策学部)
B-2-4
「がん医療に関わる医師のバーンアウトとコミュニケーションスキルトレーニング」 浅井 真理子 (筑波大学大学院人間総合科学研究科)
シンポジウムB-3 (13:45~15:15)
「学校緊急支援とその後のあり方について」
座 長
岩切 昌宏 (大阪教育大学 学校危機メンタルサポートセンター)
廣岡 逸樹 (山口県精神保健福祉センター)
B-3-1
「山口県CRT活動報告(高校爆発物事件と高専女子学生殺害事件を比較して)」 廣岡 逸樹 (山口県精神保健福祉センター)
B-3-2
「児童殺傷事件後のある学年に対する学校支援活動」 山内 美穂 (大阪教育大学附属池田小学校メンタルサポートチーム)
B-3-3
「児童殺傷事件後の学校支援活動の5年間の取り組み」 岩切 昌宏 (大阪教育大学 学校危機メンタルサポートセンター)
シンポジウムB-4 (15:30~17:00)
「PTSDと文化」
座 長
辻 惠介(武蔵野大学)
宮地 尚子 (一橋大学大学院 社会学研究科)
B-4-1
「えひめ丸事故における通文化的問題-日米補償交渉と謝罪をめぐる国民感情の相違―」 前田 正治 (久留米大学医学部精神神経科学教室)
B-4-2
「グアテマラ共和国における内戦被害者の精神保健に関する調査から―伝統的な癒しのシステムをPTSDの治療に取り入れる可能性について―」 宮西 照夫 (和歌山大学保健管理センター)
B-4-3
「「外傷」概念の批判的検討:医療人類学と精神医学史の視点から」 江口 重幸 (東京武蔵野病院)
★3月10日(土) C会場 9:00~17:00
シンポジウムC-1 (09:00~10:30)
「トラウマと解離」
座 長
加茂 登志子 (東京女子医科大学附属女性生涯健康センター)
白川 美也子 (浜松市保健福祉部保健福祉施設設置準備室)
C-1-1
「複雑性PTSD(DENSOS)の再結合段階における治療経験-愛着形成不全および関係性障害という視点から-」 山崎 知克 (好生会三方原病院精神科)
C-1-2
「長期的トラウマ(chronic traumatization)の治療と構造的解離(structural dissociation)」 奥田 ちえ (アライアント国際大学・カリフォルニア臨床心理大学院)
C-1-3
「発達性トラウマ障害から複雑性PTSD(DESNOS)へー幼児期の単回性トラウマと慢性トラウマによる解離に焦点をあててー」 白川 美也子 (浜松市保健福祉部保健福祉施設設置準備室)
シンポジウムC-2 (10:45~12:15)
「日本における解離」
座 長
田中 究 (神戸大学大学院医学系研究科)
田辺 肇 (静岡大学人文学部)
C-2-1
「わが国における解離のあり方」 岡野 憲一郎 (国際医療福祉大学)
C-2-2
「解離の諸相と治療の視点」 田中 究 (神戸大学大学院医学系研究科)
シンポジウムC-3 (13:45~15:15)
「被害者支援に生かす加害者の臨床から得られた視点」
座 長
春原 由紀 (武蔵野大学)
藤岡 淳子 (大阪大学大学院人間科学研究科)
C-3-1
「性犯罪加害者の臨床から」 藤岡 淳子 (大阪大学大学院人間科学研究科)
C-3-2
「DV加害者の臨床から」 信田 さよ子 (原宿カウンセリングセンター)
C-3-3
「児童虐待加害者の臨床から」 森田 展彰 (筑波大学大学院)
シンポジウムC-4 (15:30~17:00)
「加害者に認められるPTSD類似の症状」
座 長
平林 直次 (国立精神・神経センター 武蔵病院)
森田 展彰 (筑波大学大学院)
C-4-1
「医療観察法の入院治療の概要」 樽矢 敏広 (国立精神・神経センター 武蔵病院)
C-4-2
「加害行為後にPTSD類似の症状を認めた統合失調症3例の経験」 永田 貴子 (国立精神・神経センター 武蔵病院)
C-4-3
「気分障害をもつ医療観察法対象者におけるPTSD類似症状」 安藤 久美子 (東京医科歯科大学難治疾患研究所・国立精神・神経センター 武蔵病院)
C-4-4
「殺人未遂を行ったDV被害者の一鑑定例」 橋爪 きょう子 (筑波大学大学院人間総合科学研究科)
★3月10日(土) D会場 9:00~17:00
シンポジウムD-1 (09:00~10:30)
「トラウマと催眠-理論および応用としての臨床-」
座 長
大山 みち子 (武蔵野大学・広尾心理臨床相談室)
笠原 麻里 (国立成育医療センターこころの診療部)
D-1-1
「催眠とトラウマ」 笠井 仁 (筑波大学)
D-1-2
「トラウマへの臨床動作法‐催眠からの展開」 冨永 良喜 (兵庫教育大学大学院)
D-1-3
「心理療法と催眠・トランス・解離現象を再考する」 森山 敏文 (広尾心理臨床相談室)
シンポジウムD-2 (10:45~12:15)
「犯罪・重度事故被害者のトラウマ焦点化認知行動療法(長時間曝露法)及び被害者遺族の複雑性悲嘆治療の有効性」
座 長
飛鳥井 望 (東京都精神医学総合研究所)
元村 直靖 (大阪教育大学 学校危機メンタルサポートセンター)
D-2-1
「被害者及び被害者遺族に対するエビデンスに基づいた治療の取組」 飛鳥井 望 (東京都精神医学総合研究所)
D-2-2
「警察支援活動と連携した性暴力被害者への長時間曝露法の適用」 大上 律子 (武庫川女子大学)
D-2-3
「大規模災害後の治療的介入の可能性:長時間曝露法及び複雑性悲嘆治療の試み」 加藤 寛 (兵庫県こころのケアセンター)
シンポジウムD-3 (13:45~15:15)
「PTSD例に対する薬物療法~私の処方」
座 長
前田 正治 (久留米大学医学部精神神経科学教室)
廣常 秀人 (国立病院機構 大阪医療センター)
D-3-1
「被害者支援と薬物療法」 加茂 登志子 (東京女子医科大学附属女性生涯健康センター)
D-3-2
「児童思春期臨床におけるPTSD例と薬物療法の役割」 山下 洋 (九州大学病院 精神科神経科)
D-3-3
「PTSD患者の睡眠障害に対する薬物療法」 土生川 光成 (久留米大学精神神経科)
指定討論
飛鳥井 望 (東京都精神医学総合研究所)
シンポジウムD-4 (15:30~17:00)
「多様なアプローチ」
座 長
岩井 圭司 (兵庫教育大学教育臨床講座)
川名 典子 (聖路加国際病院)
D-4-1
「トラウマティック・ストレスの視点からのいじめ防止授業」 冨永 良喜 (兵庫教育大学大学院)
D-4-2
「DV被害者へのEMDRによる援助」 市井 雅哉 (兵庫教育大学大学院 発達心理臨床研究センター)
D-4-3
「バーチャルリアリテイをもちいたエクスポージャー治療の試み」 元村 直靖 (大阪教育大学 学校危機メンタルサポートセンター)
D-4-4
「被害者支援における精神科医療の有用性とその課題」 大岡 由佳 (久留米大学高次脳疾患研究所)
ランチョン・セミナー 3月10日(12:30~13:30)
ランチョン・セミナー1
演 題
「不安(性)障害の認知行動療法と薬物療法」
演 者
大野 裕(慶應義塾大学)
座 長
加藤 寛(兵庫県こころのケアセンター)
共 催
グラクソ・スミスクライン株式会社
ランチョン・セミナー2
演 題
「子どもの心的外傷とその影響」
演 者
田中 究(神戸大学大学院医学系研究科)
座 長
杉山 登志郎(あいち小児保健医療総合センター)
共 催
ヤンセンファーマ株式会社