国際交流委員会からのお知らせ

公開日 2020年09月15日

第36回国際トラウマティック・ストレス学会(ISTSS)年次大会のご案内

 

例年11月に開催され,今年も米国・アトランタで開催予定だったISTSSの年次大会は,新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け,完全オンライン開催となりました。大会テーマは,”Bridging Science and Practice to Reach Underserved Communities: Barriers, Opportunities and Innovations”(十分にサービスを受けていないコミュニティに届くよう科学と実践に橋を架ける:障壁,機会,イノベーション)となっています。大会長(学会長)のDebra Kaysenは認知処理療法の効果をコンゴ共和国のような低中所得国で検証するなど,地域実践に熱心に取り組んでおり,本大会は研究での知見と臨床実践の両方に目の行き届いた内容になることが期待されます。

オンライン開催となったことで,開催方法は例年とは様々な点で異なっています。まず,ライブ配信については2020年11月4日から14日までの間に,アトランタ時間(東部時間)で10時から18時過ぎまで行われています。日本からは時差の関係でライブ参加は難しいかもしれません(日本時間だと11月5日0時スタートで,毎日0時から朝8時過ぎまで)。しかし,なんと約1年間,2021年11月1日まですべてのセッションの録画に何度でもアクセスすることができます。これは非常にお得です。

肝心の参加費ですが,既にISTSS会員である皆様には非常に値頃感の強い設定で,2020年9月22日までは159ドルです(JSTSS会員であるだけでは,ISTSS会員価格にはなりません。残念ですが)!非会員価格は9月22日までは369ドルとなります。ただし,アトランタに行く旅費や宿泊費が通常かかることを考えますと,例年より安くISTSS年次大会の雰囲気を感じ取ることができると思います。

ご興味のある方は,ぜひ参加登録をご検討ください。

各国語でのパンフレットは https://istss.org/am20/flyers にあります(日本語も用意されています)。

 

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