公開日 2012年11月14日
■被災者に心理的支援を行う方のための資料集
作成:日本トラウマティック・ストレス学会 震災特別委員会
委員長:加藤 寛(兵庫県こころのケアセンター)
委員:藤森和美、小西聖子、岩井圭司、広常秀人、亀岡智美
被災者への心理的支援(こころのケア)の最も重要な点は「害を与えない」ということです。適切な情報と知識を身につけ、きちんとした準備をした上で、しかるべきシステムの枠内で活動することが必要です。支援の方針・方向性を定めないままに、役に立ちたいという気持ちだけで現地に向かうと、被災地をかえって混乱させてしまうことになりかねません。また、援助自身が受ける心理的影響についても注意を払いながら、休息を十分に取り健康管理をしながら活動することも必要です。
以下に、参考となる資料を掲載します。これらは、これまで多くの災害や被害者支援に携わってきた当学会の理事が、今回のためにまとめたものです。ご参照下さい。いずれもPDFでご覧になれます。
災害を体験した子どものストレスとそのケア:保護者や学校教職員の皆様へ[PDF:111KB]
原子力災害が与えるメンタルヘルスへの影響[PDF:81.4KB]
原発事故による避難者/被災者のメンタルヘルス支援について[PDF:186KB]
子どもたちの放射線被害を心配する保護者や教育関係者の皆様へ[PDF:188KB]
阪神・淡路大震災後の精神科医療および精神保健活動[PDF:162KB]
精神科救護所活動の全貌
- 全般的状況[PDF:480KB]
- 神戸市東部[PDF:299KB]
- 神戸市西部[PDF:315KB]
- 阪神間・淡路島[PDF:509KB]
災害に遭遇した子どもたちに対するこころのケアガイドライン[PDF:210KB]
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