国際交流委員会からのお知らせ

公開日 2022年04月05日

国際交流委員会からのお知らせ 

【国際トラウマティック・ストレス学会関連情報】

ウクライナ危機に関連し、国際トラウマティック・ストレス学会(ISTSS)ではホームページ内に情報を集めたページ「戦争・災害へのリソース」を公開しています(英語)。

https://istss.org/public-resources/war-and-disaster-resources

 

2022年3月30日には、関連Webセミナー「ウクライナ戦争で被災した人々を支援するためのトラウマティック・ストレス・コミュニティの機会と課題」Opportunities and Challenges for the Traumatic Stress Community to Assist those Affected by the War in Ukraineが開催されました。本公演の録画が上記リンクで公開されています。ISTSS非会員の方も視聴可能です(英語)。当日の講演スライドも公開されています。戦闘下での急性期の支援やエビデンスに基づいたケアについて、3人の演者が現状を語っておられます。興味のある方はぜひご視聴ください。

 

【国際交流委員会 委員長交代のお知らせ】

国際交流委員会では、2022年4月1日より委員長を重村淳より大江美佐里に交代いたしました。重村前委員長は引き続き委員として活動いたします。

 

退任のごあいさつ  重村 淳

このたび私が国際交流委員長を退任し、大江美佐里副会長が後任を務めることになりました。大江副会長はISTSS理事を長年務め、同学会の国際交流プログラムでも意欲的に活躍しています。COVID-19、そしてウクライナ侵攻と、世界レベルでのトラウマティック・ストレス領域の課題は山積し、専門家の社会的役割は高まるばかりです。そういう状況のもと、次期委員長として大江副会長はまさに最適です。

私の任期中は、国際学会とJSTSSとの渉外業務に加えて、会員の皆様を対象として、海外の学会・講演・資料の情報提供を行ってきました。新たな試みとしては、日本発の英語論文リンクをまとめ、学会ホームページに専用ページを作成してもらいました。今後、引き続きご活用いただければ幸いです。

https://www.jstss.org/ptsd/document.html

ウクライナ侵攻で思い知らされたように、世界の各地で起きていることは決して他人事ではありません。国際交流委員会の活動を通じて、会員の皆様が海外の動向に少しでも関心を高められたのならば本望です。皆様には多大なご支援と激励を頂きましたこと、心より御礼申し上げます。また、委員仲間の大澤理事と大江副会長に、この場を借りて感謝の意を表します。

今後も、大江委員長体制の国際交流委員会を引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

新委員長ごあいさつ 大江 美佐里

この度、2022年4月1日より国際交流委員会委員長に就任いたしました。本委員会は前委員長の重村淳理事の強力なリーダーシップのもと、国内での活動と海外での活動をつなぐ要の役割を担ってきました。近年は国内研究者により発表される英語論文も増加しており、こうした業績の紹介も積極的に行われています。このような重要な委員会のまとめ役を仰せつかり、身が引き締まる思いです。今後も重村委員、大澤委員とともに、JSTSSの国際交流活動を推進して参りたいと思います。特に現在私が置かれている立場から、他の連携組織の活動を積極的にお知らせし、関心を持って頂くこと、ひいてはご参加頂くことを目指したいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

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