若手国際学会発表奨励賞 新設のお知らせ

公開日 2023年11月21日

JSTSSでは、会員の国際的な活動・交流を支援する目的で、来年より、若手国際学会発表奨励賞( ISTSS年次大会Travel Awards)を設けることになりました。

下記規定をご覧頂き、次回ISTSS年次大会への演題応募を積極的にご検討ください。

(注:奨励賞の応募期間は、演題の採択決定後となります)

 

今年のISTSS(国際トラウマティック・ストレス学会)年次大会は11月1日から4日に開催されましたが、来年は開催が9月25日から28日と早まっています。抄録の応募は来年1月9日から2月13日です。(ここ数年Late breaking poster presentationの公募も大会直前時期に行われていますが、受賞者選考手続きの都合上、今回の奨励賞は来年1月から2月の抄録応募分のみが対象です。正式な案内が出ましたら,会員の皆様には周知したいと思います)

 

2024年度若手国際学会発表奨励賞(ISTSS年次大会Travel Awards)について

 

日本トラウマティック・ストレス学会(以下JSTSS)では,JSTSS会員である若手研究者の国際学会発表を支援するために,「若手国際学会発表奨励賞」を2024年より設けています。対象学会は,国際トラウマティック・ストレス学会(以下ISTSS)年次大会です。ISTSS年次大会に採択された,レベルの高い発表に対して渡航費の一部を援助します。

JSTSSはISTSSおよび欧州トラウマティック・ストレス学会(以下ESTSS)の両学会の連携組織(Affiliate Society)となっており,協力して国際的な活動を行って参りました。JSTSSは日本のみに閉ざされた学術団体ではなく,上記の国際連携のもとで,全世界のトラウマティック・ストレスに関連する諸問題の解決に向けての貢献を担う団体です。

JSTSSでは若手のキャリア発達や専門性の育成や国際的なコミュニケーションの促進につとめます。日本における次代のトラウマティック・ストレス・ケアやその研究の担い手となって、世界の研究者らと交流しながら、当学会や世界の学術の発展を押し進める若手の先生方を応援し、支援し、育みたいと考えており、その思いをもって、当賞を設置しました。

概要について下記に示しました。皆様のご応募をお待ちしております。

 

 

規定

 

・ISTSSの年次大会に応募し,採択された発表(口頭発表,ポスター発表)を対象に,最優秀賞1名,優秀賞1名を選出する

・最優秀賞受賞者に対して,表彰状及び渡航費を含む学会参加費として20万円を支給する(ただし,オンライン参加の場合には支給しない)

・優秀賞受賞者に対して,表彰状を授与する

・最優秀賞受賞者は,ISTSS年次大会参加レポートを提出し,トラウマティック・ストレス誌に投稿する義務がある。優秀賞受賞者はISTSS年次大会参加 

 レポートを提出できる。

・受賞者(最優秀賞,優秀賞)は日本トラウマティック・ストレス学会の国際交流委員会に設置した奨励賞倶楽部(仮称)に登録され,国際学会発表に関連

 するサポートを国際交流委員会委員より受けることができる

・受賞資格のある者は大学在籍または大卒以上で,6年制学科の場合は卒業後10年まで,4年制学科の場合は卒業後12年までとする

・同一人の複数回受賞は認めない

・受賞者の選考は国際交流委員会で行い,執行部の承認を経て決定する

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