【心理療法ワークショップ】「戦争トラウマの世代間伝達ーそのメカニズムと治療」のお知らせ

公開日 2024年11月05日

 

心理療法ワークショップ

「戦争トラウマの世代間伝達―そのメカニズムと治療」

The Transgenerational Transmission of War Trauma: Its mechanism and treatment.

 

講師:Dr. Eugen Koh, Psychoanalyst, Psychiatrist.

Melbourne School of Population and Global Health, The University of Melbourne, Australia

日時:2024年12月20日(金)17:00-20:00

場所:立命館大学茨木キャンパス https://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/oic/

   A棟AC337

定員:20名まで(後日、講演【約1時間】のオンデマンド配信 150名

参加費:当日参加者は無料

講演のオンデマンド配信 JSTSS会員1,000円、JSTSS非会員1,500円

申し込み:https://peatix.com/event/4190276 でログインしてご登録下さい

締め切り:当日参加:定員になり次第 オンデマンド配信:12月26日まで

企画:森茂起(甲南大学)、岩井圭司(兵庫教育大学)、村本邦子(立命館大学)

共催:「日本における第二次次界大戦の長期的影響に関する学際的シンポジウム」実行委員会、立命館大学大学院人間科学研究科、日本トラウマティック・ストレス学会

企画趣旨:

戦争トラウマの世代間伝達と、その心理療法における意味を議論するワークショップを心理療法実践家(大学院生含む)のために開催する。

医療・教育・福祉・開業臨床と実践分野は異なっても、心理療法を受けるクライエント・患者の問題の背景に戦争(日本においては第二次世界大戦)が残したトラウマがある場合がある。たとえば復員兵、職業軍人が戦後に持ったと思われる、今日の診断基準で言えば、PTSD(複雑性PTSD含む)の症状、あるいはそれに併存するアルコール依存、抑うつなどを通して、子ども、孫の世代が幼少期から心理的ストレスを抱えた例は少なくない。

日本の心理療法の実践においてもクライエント・患者の家族背景に戦争トラウマがある事例は少なくないが、そのメカニズムと治療的方法論が十分共有され、議論されているとは言えない。この主題に豊かな経験を有するオーストラリア、メルボルンで活躍する精神科医、精神分析家のオイゲン・コウ氏を講師として、実践家に向けた臨床セミナーを開催し、日本の心理療法に新たな視点を加える機会とする。

ワークショップ構成:

17:00-17:10 開会挨拶・企画趣旨 森茂起

17:10-18:20 講演 (10分間の質問含む) Dr. Eugen Koh:後日、オンデマンド配信

「戦争トラウマの世代間伝達―そのメカニズムと治療」

18:20-18:30 休憩

18:30-19:10 グループディスカッション

19:10-20:00 全体ディスカッション(グループディスカッション報告含む)

 

  • 当日券は、12月に入ってから、JSTSS事務局からメールで送られます。

オンデマンド配信は、1月10日15日から配信を予定しています。事務局から1月にメールで視聴用URLが送られてくるので、視聴ページにアクセスし、メールアドレスでログインしてください。

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